口臭外来はどんなところ?費用や検査内容をまとめました!
口臭外来という言葉が最近知られるようになってきました。
どのようなことを行い、どのような治療をするのか、費用も含めまとめました!
口臭の検査とは治療には種類があります。
マスクを使用する日常になり口臭を自覚する方が増えたからか、口臭外来を訪れる人も増えています。
口臭は誰でもあり治療の必要がない場合もあります。たとえば起床時や緊張時は唾液分泌が減って口臭が強くなりますが、そのような生理的な口臭は、歯磨きやうがい、食事、口臭ケア商品などで自然に抑えることができます。
口臭外来で行うのは病的口臭の治療です。
検査方法
検査方法や内容は歯科医院によって異なります。
以下は例として参考にしてください。
虫歯の検査
虫歯も口臭の原因となります。
歯に穴があき、そこに食べかすなどが溜まって、腐敗すると強い臭いを発生させます。
歯周病の検査
歯周病は、歯と歯茎の隙間に菌が増殖し、歯茎に炎症を起こして最悪の場合歯が抜けおちてしまう疾患です。歯周病はとても強い口臭が特徴です。
舌苔の検査
舌の表面に白くノリのようなものが見える場合があります。これが舌苔と呼ばれるもので、細菌や食べかすなどの汚れの塊です。細菌が増殖しているので舌苔もとても臭います。
官能試験
実際に息の臭いを嗅いで、臭気で判定する試験も行われることがあるようです。
機器
オーラルクロマなど専用機器で、呼気に含まれる悪臭ガスの成分を分析して数値的に口臭を検査します。
治療方法
検査の内容と治療は歯科医院によってさまざまです。
原因を解明し、原因に沿った治療方法を行います。
虫歯の治療
検査で虫歯がある場合、虫歯の治療を行います。
歯周病の治療
歯周病は40代以降で増える疾患です。最初は痛みもないので放置しがちですが、早めの治療が大切です。
歯磨き(ブラッシング)指導
歯磨きには個人の癖がつきやすいもの。歯ブラシ指導を行う歯科医院もあります。
歯磨きで落とせる口内の汚れは実は少ないので、余計にしっかりと意識して磨くことが大切です。
ブラッシングとともに、歯間ブラシやフロスなども使用してケアを行いましょう。
歯医者さんならどこでも口臭治療できる?
歯科医院では、口臭外来を設けていない場合ももちろんあります。
ただし、口腔の専門家ですので口臭の相談はできるでしょう。
口臭が気になりだしたら、かかりつけの歯医者さんにまず相談するのもいいことです。
口臭治療にかかる費用はどのくらい?
口臭治療は保険が効くものと効かないものがあります。
虫歯や歯周病の検査や治療であれば、保険内でできるだけ治療することも可能です。
その場合は4〜5千円ほどでしょう。
その他の口臭治療となると保険対象外になることもあります。
歯科医院によって検査内容も違うため、金額はまちまちです。
専門的に検査できる設備などを備えた医院にいくと、数万円を超える金額になるなど高額になります。
まとめ
口臭は生理的なものと病的なものに分けられます。
自分の口臭はとてもキツイ気がする….臭いが気になって生活がままならない…。
そんな不安が強い場合、一度口臭外来での検査を受けてみることも選択肢の一つです。
まず、かかりつけの歯医者さんで定期歯科健診をうけることもオススメです。