唾液不足が口臭の原因に!唾液をだして口臭予防する方法

自分の口臭を感じたときに、胃腸が弱っているのかな?と思う方は多いかもしれません。

しかし、実際の口臭の多くの原因は口内細菌が作り出す悪臭ガスです。

そして口臭と深いかかわりがあるのが「唾液」です。

唾液と口臭の関係を知って、口臭ケアを活かしていきましょう!

唾液と口臭は関係している

唾液にはリゾームという酵素が含まれ、口内の細菌の細胞壁を壊す作用があります。

そして、生きている細菌も唾液によって口内は洗い流されることで、口内細菌が増えすぎないようにする働きがあります。

口内の細菌は、食べかすや自分の剥がれ落ちた細胞などを分解する際、悪臭ガスを発生させます。

唾液できちんと自浄作用が働いていれば、強い口臭はなくなります。

唾液の種類

唾液はサラサラしたものと、ネバネバしたものがあります。

サラサラの唾液は身体がリラックスした状態になる副交感神経が優位な状態といわれています。

逆に粘度の高いネバネバの唾液は、交感神経が優位になっているときに分泌されると言われています。

なんだか口のなかがネバネバしていると感じたら、緊張状態が続いているか身体にストレスがかかっているかもしれません。どちらにも必要な役割があるためどちらが悪いなどはありません。

ただし、ネバネバの唾液が続いている場合は、休息をとるようにすると良いでしょう。

唾液を増やして、口臭の予防をする

唾液は口臭の予防に役立ちます。唾液不足には以下のような対策を行ってみましょう。

唾液腺マッサージ

アゴの骨周りにある、耳下腺、顎下腺、舌下腺を刺激すると唾液が分泌されます。

よく噛んで食べる

噛むことは筋肉を使い、唾液の分泌を促します。食事の際は胃腸の健康のためにも、噛む回数を意識して増やすことが大切です。

こまめな水分補給

唾液の99%は水分です。体内の水分不足でも唾液は減ってしまいます。

日常的に水分を小まめに摂取することが大切です。

お茶には、カテキンなど消臭に役立つ成分も含まれますが、カフェイン等利尿作用がある成分も含まれますので、できれば水分はお水から摂取することが望ましいでしょう。

対策しても唾液がでない、口臭を抑えられない場合は?

唾液の渇きの原因は、上記で挙げた以外にも常備薬の副作用などの可能性もあります。

この場合は、医師に相談してお薬の変更などで唾液不足の改善ができることもあります。

唾液は出ているけど口臭が治らない、という場合は、歯周病や虫歯など病的口臭の可能性もありますのでかかりつけの歯科医院に相談しましょう。

まとめ

唾液と口臭の関係を紹介してきました。

ちなみに唾液のニオイは本当は無臭です。

唾液が臭うという方は、口内の細菌が増え過ぎている可能性があります。

日常でできることから唾液の分泌と口の中の乾燥ケアを始めてみましょう!


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