ランチのあと歯磨きしない人は〇割!オフィスでの口臭対策!
口腔ケアは後進国といわれる日本ですが、ここ最近はマスクで自分の口臭を自覚して口臭ケアのためにも口腔ケアに力を入れている人も多いのではないでしょうか?
厚生労働省の平成23年の調査では、1日の歯磨きの回数は2回という方が一番多いそうです。
歯磨きは最も手軽な口腔ケアだと思いますが、1日の食事は3回の人が多いのに歯磨きの回数は2回の人が一番多いのは、ランチ後の歯磨き習慣のばらつきにあるのかもしれません。
ランチ後に歯を磨く人は5割以下
口臭は人との会話中に気になることが多いです。
ふと上司や同僚と近距離で会話するタイミングのときに、口臭が気になったことがある人も多いでしょう。
ある民間企業のアンケート(https://www.hamigaki.gr.jp/hamigaki1/pdf/houkoku_h17.pdf)では、ランチのあとに歯を磨く人は43.2%と半分以下でした。
人と接する機会が多い仕事中に、以外にも歯を磨かない人は多いのです。
仕事をしていると忙しく、歯磨きに時間をかける余裕もないのかもしれませんが、口臭予防だけでなく虫歯予防のためにもランチ後にもできるだけの口腔ケアは行いたいところです。
その場しのぎのケアでは口臭は消えない
仕事中は口臭ケアのために、コンビニで購入できるミントタブレットなどを使用しているという方もいるかもしれません。
残念ながら、お菓子のミントタブレットにはマスキングという、ニオイに香りをかぶせて一時だけニオイをごまかすという効果しかありません。
ランチタイムのあと、ミントタブレットで口臭ケアができていると思っているのは自分だけかもしれません。
職場での口臭対策
では時間に余裕がない人はどのように口腔ケアをすればよいのでしょうか。
これから紹介する方法を少しでも取り入れていただけたらと思います。
小まめに水を飲む
水分不足は、ドライマウスの原因になります。
口内細菌が唾液の自浄作用によって、増えすぎないようになっていますが、水分が不足したり唾液の分泌が減ったりすると、口内細菌が増えて口臭が強くなります。
唾液は緊張状態や、空腹状態などでも分泌がへってしまうので、自浄作用を補う目的としても水を小まめに飲むことはオススメです。
ランチの後は歯を磨く
実は一番簡単なのは、ランチのあとは歯磨きをすることです。
できればしっかり丁寧に磨きたいところですが、歯垢が付着してから歯を溶かしだすまでは24時間はかかるという歯医者さんもいます。夜にしっかりと歯磨きをすると決めて、ランチ後は数分でもいいので歯を磨く習慣をつけるといいでしょう。
歯ブラシはいつも持ち歩いて、たった数分ですので、歯磨きの時間を確保しましょう。
緊急的にケアできる商品を持ち歩く
どうしても歯を磨く時間がない、という方は、ミントタブレットではなく口内を殺菌できるタブレットをおすすめします。
口のなかで溶かして使用するだけなので、食べかすなどの清掃はできないですが、ケアを何もしないよりは、殺菌できる分細菌が発生させる口臭を消すことができます。
コンビニのミント菓子でケアを行っている方は、口内を殺菌できるタブレットに変えるだけでも口臭への効果は確実に上がるでしょう。
自分も周りも快適なオフィスへ
ランチ後の歯磨きは、自分の口腔の健康にも、周りの人へのマナーとしても大切です。
時間や仕事を言い訳にしても、虫歯や口臭になって困るのは自分です。
ぜひ、ランチ後の過ごし方やオフィスでの口腔ケアを見直して快適に過ごしましょう。