お茶成分のニオイへの効果はどの程度?なじみ深いお茶成分について解説
昔から口臭に効くと言われているお茶の成分
お茶は食事や水分補給で飲むことが多く、とてもなじみ深いものだと思います。
古くからの経験則で、お茶には消臭効果があると知られていました。
カテキン
お茶の消臭の力は、このカテキンによるものです。
カテキンはポリフェノールの一種で、主にお茶の苦渋味成分です。
抗酸化作用や糖の吸収を穏やかにする作用など様々なパワーをもつカテキンは、
殺菌作用があり口臭にも効果的とされています。
食事の際にお茶を一緒にとるのは、とても合理的な組み合わせのようです。
しかしお茶には、カテキン以外の成分も含まれています。
たくさんお茶を飲めば良いということではない
お茶は健康や口臭予防に良い!と思って、たくさん飲めばいいということではありません。
むしろ口臭への効果はたくさん飲むことによって失われる可能性もあります。
カフェインと利尿作用
お茶にはカフェインと利尿作用があります。
カフェインは唾液の分泌を少なくする作用があり、唾液がへることで口臭は悪化してしまいます。
さらに利尿作用もあるので、身体のなかの水分がへってドライマウスの原因にもなってきます。
お茶の成分は優秀ですが、過信しすぎず、水分補給はお水で摂取するといいでしょう。
お茶由来の成分については食品レベルであると認識
お茶由来の成分を配合する口臭ケアサプリメントも多くありますが、その効果は食品レベルであることは忘れてはいけません。
口臭ケアの基本は、正しい歯磨きと、舌苔の掃除、こまめな水分補給です。
そしてすぐに口臭をどうにかしたい!と思ったときには、口臭除去の効果が認められている医薬部外品などでケアすることがオススメです。
まとめ
お茶には優秀な成分が多く、口臭にも一定の効果を期待できることがわかりました。
しかし飲み過ぎは健康に良くないので、お水も一緒に摂取するなども大切ですね。
口臭への効果も過信せず、正しいケアを心がけましょう。