ポリフェノールの働きがもたらすニオイへの効果とは

ポリフェノールの健康効果は少し前からメディアなどで有名になってきました。

高ポリフェノールなチョコレートが流行るなど健康成分としていまや有名ですね。

ポリフェノールの健康効果は有名ですが、ニオイに対する効果はどうなのでしょうか?

ポリフェノールが豊富な食品がニオイ対策商品に多く配合されている

高ポリフェノール原料がニオイ対策商品(主にサプリメント)に配合されるようになったのは、そこまで最近の出来事ではないようです。

ポリフェノールは抗酸化が有名なヒトの身体に対する作用だと思いますが、ニオイ対策としては有効でしょうか?

ポリフェノールの種類は○○種類

一口にポリフェノールといっても、その種類は5000種類以上あると言われています。

植物や果物はポリフェノールを含むものが多く、紫外線から自分を守るために使われています。有名なのは、リンゴやブドウの皮などに含まれる渋みなどを生むポリフェノールです。

ニオイに効果的とされるポリフェノールはなんなのか調べました。

クロロゲン酸

コーヒーに含まれるポリフェノールとして有名な、クロロゲン酸。

クロロゲン酸には口内の糖質代謝を抑えたり、脂肪の吸収を抑える作用があるといわれています。

ではコーヒーを飲むことで口臭に効果があるのかというとそれはあまりなく、むしろカフェインによる興奮作用で唾液の分泌が減り、利尿作用によって水分も奪われるため、コーヒーをのんだ場合は口臭が強くなる可能性が大きいです。

クロロゲン酸はコーヒーのほかに、果物(モモ、リンゴ、ナシ)や野菜(キャベツやナス、ブロッコリー)に含まれています。

カテキン

カテキンは緑茶に含まれる成分として有名です。

カテキンはニオイ成分を吸収する性質を持つため、食事とともにお茶をとる習慣は食事のあとのニオイを残さないという理にかなった組み合わせです。

緑茶にはカフェインが含まれるため、唾液を抑制してしまうので口臭予防としてたくさん飲んでもあまり効果的ではありません。

食事後の口直しに緑茶をのみ、水分は水をとったほうが口臭予防には最適です。

カキタンニン

柿渋エキスとも言われるカキタンニンは、強烈な渋みのもととなる成分です。
カキタンニンにはフェノール性水酸基という物質がふくまれ、ニオイ成分にアプローチすることができるそうです。
汗臭くなるアンモニア、足の臭いで多いイソ吉草酸などに対する研究が行われています。

食品から摂取してニオイや健康に役立てましょう

ポリフェノールは実は身近な成分で、普段野菜や果物をたべる人は摂取できています。

わざわざサプリメントやチョコレートで摂取しなくても、ほかにも栄養素をたくさん含む野菜や果物からポリフェノールを摂ることをオススメしたいと思います。


ランキング