気を付けないと逆効果!マウスウォッシュの正しい使用方法!
口臭のケアで思い浮かべる方が多いのがマウスウォッシュ。
しかし、マウスウォッシュは使いすぎたり、選び方を間違えると逆に口臭を強くしてしまうこともあります。
口臭ケアでマウスウォッシュを使用しているのに、口臭が悪化しないよう、マウスウォッシュのことを詳しく知っていきましょう。
マウスウォッシュの口臭への効果は?
マウスウォッシュは洗口液と呼ばれ、口内の汚れをすっきりと洗い流す効果があります。
口臭の原因となる、口内細菌も洗い流してくれるので、口臭の予防に最適です。
マウスウォッシュの効果は一時的です。効果の継続時間は商品によって異なります。
まず口臭をケアしたいと思ったら、正しい歯磨きをするように心がけましょう。
要注意なのはアルコール配合の商品
マウスウォッシュで口臭が悪化する原因となるのは、マウスウォッシュに配合されるアルコールです。
アルコールはすっきり感を高めてくれるので使用感は良くなりますが、唾液の分泌を抑えてしまうためかえって口内が乾燥して、ドライマウスになり、口臭が強くなってしまいます。
口臭予防でマウスウォッシュを選ぶ際は、アルコールを配合していないものを選ぶとよいでしょう。
マウスウォッシュの選び方
様々な種類があるマウスウォッシュ。
自分の目的に合わせて、成分から選んでみることをおすすめします。
マウスウォッシュの種類
・ホワイトニング系
歯の着色汚れを落としやすくする成分(炭酸水素Na(重曹))や、着色を防ぐ成分(ポリリン酸Na)を配合している商品はホワイトニングケアもできる商品です。
成分はブラッシングを行ったときに汚れを落としやすくしたり、汚れを予防するためのもので、マウスウォッシュ自体に歯を白くする漂白効果があるわけではありません。
・殺菌成分
CPCやIPMなどの殺菌成分配合の商品は、口内細菌に効果を発揮するので口臭予防のために選ぶ際は、殺菌成分配合のものを選ぶようにしましょう。
・キシリトール・デキストラナーゼ
虫歯の予防がしたい方はキシリトール、歯石が気になる方はデキストラナーゼ配合の商品をえらぶといいでしょう。
マウスウォッシュの正しい使用方法
マウスウォッシュは使用しすぎに注意が必要です。
1日に何度もマウスウォッシュを使用すると口内の環境、細菌バランスが悪くなったり、唾液があまりでなくなるので、多くても1日2回〜3回までにしましょう。
マウスウォッシュの使用方法
- パッケージに記載の使用目安量を守り、口に含む。
- 口のなかをゆすぐように液をいきわたらせる(30秒ほど)
- 液を吐き出して終了
マウスウォッシュの使用後は、成分が洗い流されてしまうため水で口をゆすいだりしない方がよいでしょう。
マウスウォッシュ(洗口液)と液体歯磨きは別物
マウスウォッシュと見た目が似た商品で液体歯磨きがあります。
液体歯磨きは、歯を磨くためのもので、使用用途が違いますので注意しましょう。
購入時にパッケージをよく見て、洗口液か液体歯磨きか判断してください。
マウスウォッシュは手軽だけど使い過ぎに要注意
マウスウォッシュは、刺激の強いものや香りの強いものなどあまり好ましくないものもあります。
口内の汚れを固めて出す等、その効果が疑わしいものもありますので、自分の目的にあう商品を正しく選んで失敗しない口臭ケアを行いましょう。